銀河三連(Triangle-Galaxies)の世界 用語解説
銀河自由連合、銀河民主連邦、銀河友星連会の三つの星間組織が存在する時代。
レジェンドメイカー冒険事務所、 OVER THE DRAGON! や他の漫画の共通設定です。
(随時追加及び、変更・訂正もあります。ご了承下さい。)

銀河友星連会
銀河自由連合と、銀河民主連邦の対立に嫌気がさした星々が結成した枠組み。
小さな星間連絡組織をめざし、先の両組織より憲章・規約が緩やかである。問題解決の軍事組織は小規模な常設義友軍、非常時には各星から自主的に義援軍を派遣されることが求められる。
基本的に申請すれば加盟でき、会星費も少額な為、先の両組織の加盟星も二重加盟している場合もある。
成立の経過上、独立独歩な星、辺境・田舎の星が多く、列強星は少ない。

惑星 新日本星
アマテラス星系第3惑星 衛星はツクヨミ 銀河友星連会所属
日本の探検船団が発見、以降日本人が主に移住・開発した星。
星首都は新関東大陸の新東京。
銀河友星連会の設立時の幹事星を務め、持ち回り制の連会本部が初めて置かれた。連会の常任世話役星。
田ノ下総首相の発案したふるさと創造・新日本大陸改造論に基づき、各大陸の形をなるべく故郷の日本列島の形に近づけようとする惑星規模の巨大公共土木事業が進行中だが、予算不足で計画通りには進んでいない。

銀河通貨単位
銀河の共通通貨単位はかつてはステラ(ギリシャ語で星)。
連合と連邦は対立後はそれぞれUステラ(Union)連合、Fステラ(Federal)連邦を使用。
連会はそのままステラを使用。
ステラのマークはSの下部中央に星マーク、筆記では点で代用される。

新日本星の惑星通貨は円、110円≒1ステラ

ウーパ星人
商売大好きな種族、連合、連邦、連会問わずいろんな辺境・田舎星にも、商店を開いたり行商に出かける。
水陸両棲種族、乾燥には弱い。
商才はあるものの、非情に徹しきれない性格の為、ほとんどが中小商店主止まり。お金儲けより、コミュニケーションなどの商売行為そのものが好きなのではないかと推測される。ただしウーパ星商業組合は資金が潤沢な巨大組織、ウーパ星人の行商時における情報ネットワークもあり評価が高い。

グルメッテイ卿
種族不明、相当な長寿らしいが詳しい年齢も不明の謎の大富豪貴族で美食家。
大金に物を言わせ、宇宙のありとあらゆる食べ物を極めようとしている。
最近は珍味を求めすぎ、実は悪食家では?との噂も。
レジェンドメイカー冒険事務所に数々の入手困難な食材を手に入れるよう依頼する。
高額なギャラだが、経費大、危険度大、期限が短いなどおいしい仕事ではないものが多い。




(なるべくOVER THE DRAGON!の読後から読んで下さい)


ルクレール家、及びルクレール財閥、公爵領星

ルクレール銀河公爵家
ルクレール家は18世紀フランスの大博物学者ビュフォン(ジョルジュ=ルイ・ルクレール、コント・ド・ビュフォン)家の子孫。後に第二次大戦時の英雄である将軍や、21世紀フランス最大の商社を創立した各ルクレール家の子孫とも姻戚関係を結んだ。
ルクレール家の人間はそれぞれの先祖の徳目、学者としての知性、戦士としての勇気、富豪としての商才を兼ね備えた人物として尊敬される。
宇宙時代に入り、宇宙博物学の調査をしていたジャック=ド=ルクレールが、未知のドラゴン・タイプの捕獲に成功し、ドラゴン・タイプの秘密の知識を得たと伝えられる。後にその知識を元にDトリニティ(Dragon-Dimension-Drive)を開発、コンパクトで巨大なエネルギーを生み出し、かつ画期的な超次元航法が可能になった。Dトリニティの応用は巨万の富を生み、ルクレール家の富と名声を兼ね備えた栄華の礎を築いた。

ルクレール財閥
ルクレール家の資本による銀河最大規模の巨大企業連合。
ありとあらゆる業界に連合、連邦、連会を問わず関連グループ会社が存在する。
中でも最大規模はルクレール重工であり、Dトリニティを独占利用した兵器群を開発・輸出し莫大な富を生み出している。
ただしグループの筆頭企業は繁栄の礎となったルクレール宇宙博物社であり、ルクレール家当主であるグループ会長が社長を兼務するのが習わしとなっている。

ルクレール公爵領星
ルクレール家の居城やルクレール・グループ各企業の本社、ルクレール大学がある。
連合、連邦、連会いずれにも属さない武装中立星。
ジャック=ド=ルクレールが捜索隊に発見された星。ジャックがキャンプを張った地にルクレール家当主の居城が築かれた。


ドラゴン・タイプ生物群、及びその研究状況
ドラゴン・タイプとは宇宙の各所に棲息する、主に伝説上の存在ドラゴンに容姿が似た生物の一群。種々の特殊能力を持つ場合が多い。
基本的に文明圏をさける傾向があり、姿を確認するのはまれ。
ただし知的種族であるドラゴノイド族の一部は銀河の他の種族と交流を持つ。

分類学上、その体内にD器官が存在する生物群をさし、必ずしも姿形が似ている巨大生物でもドラゴン・タイプとは限らない(そのような生物はドラゴン・モドキ・タイプとして分類され、恐竜・タイプをこれに含める場合もある。またモドキ・タイプも何らかの関係性は存在すると主張する説もある)
逆に姿形からドラゴン・タイプと思われなかった生物が後にD器官の存在が確認され、ドラゴン・タイプと判明する場合もある。

D器官とはドラゴン・タイプ体内に存在する未だ謎の器官、 ドラゴン・タイプの特殊能力の力の源泉とされる。遺伝子情報上に存在せず、個体が死亡すると原子レベルで消滅するため研究が立ち後れている。一部の研究者はルクレールのDトリニティ装置が実用化される以前からドラゴン・タイプしか存在できないD次元なる存在を仮定し、そこからの投影的存在ではないかという説を唱えている。
知的ドラゴノイド族もD器官を神聖な存在とし、研究の対象としてはもちろん、日常的に語ること自体タブーとされる。
D器官の消滅後は周りの器官が結晶化し、美しい宝石状物質となる。レアメタル等の貴重物質が生成される場合もあり、高価に取り引きされる。

D器官とDトリニティにはその関連性が指摘されているが、ルクレール家が企業上の極秘機密としてコアをブラックボックス化しており、研究者の明示要望には一切応えていない。Dragon-DimensionとD次元とは単に名称上の一致としている。(Dトリニティは機密保持のため特許も取得していないが、無理にコアを分解しようとすると甚大な爆発事故を起こすため分析不可能)


Dカウンタ及びその応用機器


Dカウンタ

未知の生物がドラゴン・タイプかどうかは、以前は個体死亡後D器官の消滅跡を調査・分析する必要があったが、ルクレール科学機器が開発したD器官とDトリニティの微弱な干渉を応用したDカウンタによって生存中の確認が可能になった。Dカウンタの値が高いほど強力な能力を持ったドラゴン・タイプとして分類される。また値は個体の健康状態などによっても増減する。
ただしDカウンタは個体に対して近距離でしか使用できず、レーダーのようなドラゴン・タイプの探知能力はない。
(知子が手に持っているパラボラの付いた装置です)

Dカウンタ・スキャナ
Dカウンタを応用した検査装置。ルクレール科学機器とルクレール大学が共同で開発中。一般には販売されていない。Dカウンタのデータを多次元的に解析しドラゴン・タイプの体内において どの部位がD器官によって活性化されているかを知ることができる。活性化された部位を知ることにより、そのドラゴン・タイプ の特殊能力を推測するデータとなる。(逆に活性化が低い部分が弱点部分と推測される)
だだし、現時点ではDカウンタ以上に使用条件が厳しいため、問題点を改良中である。
(AHV・アトラスの前部にあるカブトムシの胸角(小角)のような突起装置です)

Dカウンタ・メーター
Dカウンタの値をメーターで表示する装置
知的ドラゴノイド族が他の種族と交流するとき、体の見えやすい部分に礼儀的に身につけている。
D器官の活性化指数をメーターで相手に知らせることにより、もしも闘争本能が暴走した
時など自身でパワーが制御できなくなった場合に、相手に速やかに退避勧告をうながすため。
(レジェンドメイカー冒険事務所スタッフのリュウが胸に着けています)

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